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歴史部会8月度開催報告「ベッテルハイム伝」後編

 

8月26日13:30からZOOMにて「ベッテルハイム伝」後編を8月度歴史部会第2回目として関市にお住まいの篠田泰之氏からレクチャーをして頂いた.
後編の動画はこちらをクリックして御覧ください。

アメリカ移住後のベッテルハイムの活動、米国聖書協会のとまどい、日本人漂流民ダンケッチとの合流、市川栄之助捕縛事件とデロング、なども含め2時間に及ぶレクチャーに熱弁をふるって頂いた。

さらにベッテルハイムが翻訳した日本語訳聖書がパリ滞在中の岩倉使節団に献上されたがその際に新島襄が岩倉大使に説明を行ったという説についての信憑性について検証を行った。

岩倉大使がベッテルハイムの日本語訳聖書を見た事が高札撤去につながったのではという篠田氏の推測に対しては、ワシントンでの米国側との交渉で既に岩倉達は禁教令撤廃を行わなければ条約改正はおぼつかないと理解していたという意見が出され、さらに大蔵省からは高札維持の費用を圧縮すべきという現実的な要請があった事が判った。

後編から参加の会員の方も居られ、前編の動画も多くの方に視聴頂いて居ります。

吉原記

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