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英書輪読会:「ハリス日本日記」2019/4

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日時:2019.3.13(水)13.10-14.50
場所:日比谷図書文化館4階セミナールーム
範囲:終了総括と特別講演

  1. The Complete Journal of Townsend Harris 読了。
    2017年2月以来毎月30ページ弱を交代で音読しながら読んできたが、24回を要した。
  2. 英書輪読会の3冊目のテキストThe Complete Journal of Townsend Harris を読み始めたのは2017年2月、初回ナヴィゲーターは今は亡き小坂田國雄氏だった。

途中息抜きに「The Barbarian and the Geisha」(日本名:黒船)という映画を見た。ハリス役がジョン・ウェイン、下田奉行役が山村聰という、1959年ジョン・ヒューストン監督作品だ。病弱のハリスを演じるにはウェインはどうもという意見もあったが、下田の玉泉寺で通訳のヒュースケンと苦労する光景など、大いに楽しめた。

  • 斎藤純生氏特別講演
     日本文研出版社主で、2001年に『米欧回覧実記』の英訳『Iwakura Embassy 1871-73』を世に出した斎藤純生氏をお招きし、英訳版出版のご苦労や、本にもなっている『洋書流通と翻訳出版の世界』をお話いただいた。当会は英訳実記全5巻約2500ページを、2003年1月から11年2カ月かけて読んだのは懐かしい思い出だ。同氏は岩倉使節団の事績を数多くの低開発諸国に知ってもらい参考にしてもらおうと『Iwakura Embassy 1871-73』を数多く寄贈されて来た由で、心強い限りだ。

3)今後の英書輪読会
4月から4冊目のテキストとして、William Elliot Griffis,”Verbeck of Japan; A Citizen of No Country”全376ページを読みます。第一回は4月17日(水)です。詳しくは、ホームページの『フルベッキ輪読会』が4月スタートします』をご覧ください。
(岩崎洋三記)

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